千葉市議会 2017-03-09 平成29年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2017-03-09
今年度は、産学連携のさらなる加速化と効率的かつ効果的なマッチングを図るため、財団コーディネーターが積極的に市内の中小企業のニーズを聴取した上で大学等を訪問し、企業のニーズにマッチした研究シーズを把握して、産学合同技術シーズ交流会を企画、実施いたしました。
今年度は、産学連携のさらなる加速化と効率的かつ効果的なマッチングを図るため、財団コーディネーターが積極的に市内の中小企業のニーズを聴取した上で大学等を訪問し、企業のニーズにマッチした研究シーズを把握して、産学合同技術シーズ交流会を企画、実施いたしました。
本市としましては、今年度の新たな取り組みとして、産学合同技術シーズ交流会を開催し、千葉市産業振興財団コーディネーターが市内中小企業からの興味ある分野を聴取の上、大学のシーズ39件とのマッチングを図り、現在のところ4社の案件が進行中となっております。
現職の理事長は、千葉大学前工学部長である強みを生かし、市内外の大学、研究機関との新たな関係構築に努めているとともに、産学合同技術シーズ交流会の企画、開催など、産学共同研究を推進することによる中小企業の研究開発の強化などに取り組んでいるところでございます。
さらに、市内企業の成長分野への参入の促進や事業拡大を支援するため、すぐれた新製品などを開発、生産する企業の認定制度を設け、販路開拓の支援を行うとともに、試験的に市役所庁内で製品を調達、評価するトライアル発注認定制度を設けるほか、海外の販路開拓支援や産学合同技術シーズ交流会として、大学などの研究機関と中小製造業との交流の場を設けるなど、新たな中小企業支援の取り組みが進められます。
次に予算ですが、まず、企業間・産学連携の推進につきましては、平成27年度に9,744万8,000円を、平成28年度には新たに産学合同技術シーズ交流会などを実施することもあり、1億4,712万6,000円を計上しているところでございます。 次に、産業用地の確保につきましては、基礎調査に係る費用として、平成27年度に900万円を計上しております。
さらに、スタートアップに対する支援として、創業者研修の充実を図るとともに、中小企業、小規模事業者の成長分野への参入を促進するための産学合同技術シーズ交流事業、販路拡大のためのトライアル発注認定や海外認証取得支援事業を開始するほか、窓口となる産業振興財団のコーディネート力の向上を図り、ハンズオン支援を強化いたします。